残雪の雲取山② (2005年3月)
小袖乗鞍から、入った登山道。
山畑や、民家跡を過ぎて湧水の場所に着く。
ここで、少し休憩し再び歩く。
檜?ヒバ林?を歩く。 ここが、とてもつまらない場所。
長く、尾根でもない・・・展望もない。
子供達が、飽きるんじゃないか?と思いながら歩く・・・歩く。
やがて、尾根の背に乗り 着いた所は堂所(どうどこ)
何も無い所ですが、以前この木に雷が落ちたらしい。
その木に潜りこんで写真を一枚。(これが!お決まりらしい)
ここらで、お昼をいただく。 ノンカップ麺の大鍋で温かい物をいただく。
おにぎりも用意したが、カチカチでいただけなかった記憶。
ここらで、熱燗をいただいた記憶もある(^_^;)ヒヒヒ
子供達!ここらで写真を撮るかー?なんて言うとおちゃらける息子。
「ほれ!しっかりしなさい!」と怒られてもおちゃらける息子(笑)
再度、歩き出し堂所から七つ石山方面・・ブナ坂目掛けて歩く。
ここらで、息子が歩かなくなる。ゴムで縛ってあるアイゼンが痛いらしい。
ゆるめながらの歩きで歩くが、どうしても痛いとの事でアイゼン無しで息子は登る。
外したとたん!?「もう大丈夫だ!」と勢いよく歩きだした。
余程、痛かったんだろう。 雪道に足を取られないように慎重に歩く。
まだまだ道のりは長い。 やがて・・・雪が降ってきた。
雪が顔に突き刺さる・・・痛い。
子供達も、明るい声が聞こえなくなる。
小休憩を入れながら登るが、子供達には辛い辛い登山です。
いやいや?大人も結構辛かったですよ。
ブナ坂からヘリポートが見えてきた。
奥多摩小屋までは、もう少し。
子供達に声援して!ガンバレ~ガンバレ~と声をかける。
この地点で、登りだしてから7時間が経とうとしていた。
残雪の雪山予定が、積雪の雪山修行みたいな登山。
重いザックは肩にめり込み・・・足はとられ・・・前は見えない。
救いだったのは、子供達が明るく元気だった事!
もう少しだ!頑張ろう!!と皆で声を掛け合って歩いていった。。。つづく③